ZONE OF THE ENDERS Wiki
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Dolores
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イシス(ドロレス)

機体解説[]

史上初のOF「イドロ」の残骸を用いて開発されたOF。バフラム軍のナフスラダム)派によって地球の軌道エレベーター制圧作戦の要として建造され、無人OFラプターの大群を制御するプログラム「マス・コントロール・システム」と、操縦者なしでも自立行動が出来る高度なAIを備えている。主な武装は、腕部を剣状に変形する「スマッシュパドル」、同じく腕部を銃状に変形する武装、胸部のベストアーマーを変形させる対要塞用マイクロウェーブ、またはプラズマ粒子砲「バーストランス(ジェイムズは「電子レンジ砲」と呼んでいた)」。
物語序盤では自身について全く無知な「ドロレス」の人格が制御していたために、量産型機である有人型ラプターに翻弄される場面もあるが、イドロの残骸から作られており、Z.O.E世界観において最高クラスのオービタルフレームである。ドロレスが無知で加減ができない頃は劇中において月から地球間を十数秒で移動し、時速40万キロ以上の速度で海面に激突しまったくの無傷。さらにその後一瞬で地表から大気圏を離脱などの行動をしていた。序盤は、窮地に陥るたびに暴走という形で主人格「イシス」が起動し望まない破壊を振りまいていたが、中盤以降では成長した「ドロレス」が「イシス」に対する支配力を強め一部機能を使用可能になった。レイチェルを救出した後にAIが調整され、「イシス」と「ドロレス」を遠ざける事で主人格を変更し全機能を使用可能になった。
ハトールとの戦闘で「イシス」ごとマス・コントロール・システムを奪われ、それによって変形などの戦闘機能を一部使用できなくなる。その後、額の刻印を「ISIS」から「Dolores」へと書き換え、狂気に憑りつかれたナフスと姉妹機ハトールに再戦を挑み、見よう見まね、一回限り「ベクタートラップ」の空間圧縮を自機に向けて発動したことで勝利を収める。その後、軌道エレベータの倒壊を食い止めるため、ハトールと指揮下に置いたラプター群のメタトロンを使い、ベクタートラップで月と軌道エレベータの間の空間を圧縮、月の重力でエレベータを支えたが、周囲のOFと機体の全エネルギー超える出力を放出したため、メタトロンが組織崩壊を起こして機能停止した。
その後、ドロレスは新エンダー号の制御用として別のコンピュータに移植され、「世界一優秀なAI」としてギネス・ワールド・レコーズにも掲載された。新エンダー号の艦首にはOFドロレスの頭部を模した装飾が施されており、オービタルフレームだったころ同様に、頭部の突起が感情に合わせて動く。
機体名の由来はエジプト神話の女神イシスから。
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